こちらも複利の話です。

秀吉が、曽呂利新左エ門に褒美を取らせようと、希望を聞いたところ、

曽呂利新左エ門は、

「では、1日目には米1粒、2日目には米2粒、3日目には米4粒と、2倍ずつ増やして来月の31日間いただけますか?」

秀吉から、
「そのぐらいでいいのか?欲のない男よのう。」
と快諾いただきました。

31日目、いくらもらえるか計算してみましょう。

2日目から、2の30乗ですから、

log10_2は、0.3010だから、

30×0.3010で、10桁の小さめの数字になります。

ここからはExcelを使います。

5万粒で1kgとすると、31日目には、21トンあまり。
たわら357俵にもなります。

31日間、全部足すととんでもない数字ですね。

秀吉側は、途中で気づいて、参ったとなったわけですが、
数字に強いと、お金の面でも有利ですね。

私はこの話を小学校2年か3年の時、学研の付録のマンガで知りました。

複利という言葉は知らず、掛け算のすさまじさを学んだのでした。

昨日に引き続き、昭和のマンガってすごい!

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SHOGO

2001年から投資を始め、2019年から専業投資家。 1人でも多くの日本人が、日本のいい会社の株を保有することを願っています。 頭を使って稼ぐことを許容することで、日本から資産が流れないようになるといいなと思っています。

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