不具合の無い家を買うつもりだった

昨日、買うつもりだった家(中古物件)の契約を解除する違約金を支払いました。

内覧時の説明と違う話が徐々に増えてきて、もう一度家を見せてほしいと言ったところ、断られたため、解約しました。

聞いていない話も、最初は、あまり気に留めていなかったのですが、
あれもこれもと不具合などがどんどん出てきて、だまされた感でいっぱいになりました。
その後のこちらの要望がほとんど聞き入れられず、
「Win-winもしくはNo Deal」という7つの習慣の一法則から、取引しないことを選択しました。

数百万円の違約金となりましたが、良い判断だった気がしています。
損切りの感覚です。

期待が大きいと、入社後の満足度も大きく落ちる

日経ビジネスの2024年6月3日号に、新人の定着と成長についての記事がありました。

新入社員は入社直後、会社に高い期待があり、多少不満があっても、自分の選択を正当化するため良い印象を持ち続ける(ハネムーン期)。しかし、仕事を始め、期待や印象に反する出来事に遭遇する中で「裏切られた」と感じるため、満足度が急落する。これがハングオーバー期。
定着支援の施策は満足度のピークを高める効果があるが、最終的な満足度の着地点を変える力はない。

私が中古物件を買おうとしていた時の心理の変化と一緒ですね。

過度な期待を持っていないか?

過度な期待を持つ(持たされる)と、「裏切られた」感、「だまされた」感が強く残ります。

いいことばかり説明された家を鵜呑みにして買うこと、
いいことばかり言う会社に入社すること、
いいことばかり言う社長の会社の株を買うこと、
自分も周りも、過度な期待を持っていないか?

会社説明会での社長のプレゼンは本当にうまい。
だから、数字を見て、合致しているかどうかチェックをする。
数字の悪い会社は、信用できない。

あなたは、この心理を知って、チェックして、急落を避けることができるでしょう。

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SHOGO

2001年から投資を始め、2019年から専業投資家。 1人でも多くの日本人が、日本のいい会社の株を保有することを願っています。 頭を使って稼ぐことを許容することで、日本から資産が流れないようになるといいなと思っています。

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