こちらも複利の話です。
秀吉が、曽呂利新左エ門に褒美を取らせようと、希望を聞いたところ、
曽呂利新左エ門は、
「では、1日目には米1粒、2日目には米2粒、3日目には米4粒と、2倍ずつ増やして来月の31日間いただけますか?」
秀吉から、
「そのぐらいでいいのか?欲のない男よのう。」
と快諾いただきました。
31日目、いくらもらえるか計算してみましょう。
2日目から、2の30乗ですから、
log10_2は、0.3010だから、
30×0.3010で、10桁の小さめの数字になります。
ここからはExcelを使います。

5万粒で1kgとすると、31日目には、21トンあまり。
たわら357俵にもなります。
31日間、全部足すととんでもない数字ですね。
秀吉側は、途中で気づいて、参ったとなったわけですが、
数字に強いと、お金の面でも有利ですね。
私はこの話を小学校2年か3年の時、学研の付録のマンガで知りました。
複利という言葉は知らず、掛け算のすさまじさを学んだのでした。
昨日に引き続き、昭和のマンガってすごい!