社長と株主の対話の場

株主総会には極力行くようにしています。

時々、株主総会の時、業績一時悪化で株価が大きく下がっていることがあります。
この時、社長がどう感じているか、どう考えているか、聴きたいなーと思って参加しています。
このことは他の株主にも当てはまることで、
私がその会社の社長だったら、株主にこの考えがあるであろう前提で総会に臨みます。

いざ総会で社長の発言を聴いていると、
社長から、株主へお詫びの言葉だったり、今しばらく辛抱を、
というような言葉が聴かれることも多くあります。
株主は一般的に株価が上がってほしい気持ちがあるから、です。

どっちを向いているか

一方、この言葉が社長から出てこないケースもあり、業績が下がっていることをどう弁解するかだったり、新規事業に頼った中期経営計画だったり、が出てくるばかりといったこともあります。
そうなると、社長の関心は、自分、に向いているのだなーと感じてしまいます。
質問がたくさん出てきて、最後の方で、早く終わりたそうな顔をし出して、なんだかなぁとなってしまいます。

たくさんの会社の株主総会に出席すると、業績が一時凹んでいても、次これをやるから、投資させてほしい、配当性向は低くさせてもらっている、そんな希望や野望を聴くこともあります。

未来を見ているか、手前を見ているか。
 あるいは、
前向きか、後ろ向きか。
 あるいは、
すでに次の手を打っているか、新製品頼みか。

社長の姿勢が見えるのが株主総会です。

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SHOGO

2001年から投資を始め、2019年から専業投資家。 1人でも多くの日本人が、日本のいい会社の株を保有することを願っています。 頭を使って稼ぐことを許容することで、日本から資産が流れないようになるといいなと思っています。

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