安い時に買う
株は安い時買うのが基本ですが、この「安い」をとらえ違いされることがあります。
【1】 任天堂のスイッチ(定価3万円)がとっても人気だった3年くらい前を思い浮かべてください。
これが品薄で、市場で6万円で売られていました。
ところが、とあるところで、5万円で売られている。
明日、市場で売れば、6万円になりそうだ。
【2】 ダイヤモンド(100万円の価値)が人気がなくて昨日の市場で50万円で売られている。そのダイヤモンドが今日は60万円で売られている。
どちらを安いと感じますか?
買うとしたら、どっちですか?
短期売買の考え方では、【1】の方が安い。
長期投資の考え方では、【2】の方が安い。
となりそうですね。
私は、スイッチは買いませんが、ダイヤモンドは考えるかもしれません。
ダイヤの価値自体がわからないものなので、まずはよく調べます。
そして、その価値が分かって、100万円の価値がある!割安!となったら、買い向かう。
株もそんな感じだと思います。
本質的価値を考え、10年後を考える
本質的価値に対して「安い」方を買う。
スイッチは本質的価値(定価)3万円なのに、売価5万円もして、論外だと思います。
だから、近づかない。
あとは、10年後を考える。
スイッチは10年後、価値はゼロです(プレミアは除く)。
昔のおもちゃになります。
ダイヤは10年後、価値が変わりにくい(人工ダイヤの技術進歩等はあるが)。
モノと株はまた違いますけど、例えるなら、そんなところでしょうか。