
日経新聞、2月14日夕刊のP.2から。
日米首脳会談で、
「仮定の質問にはお答えしかねます、というのが、日本のだいたいの定番の国会答弁でございます。」
と発言し、会場の笑いを誘った。
トランプ氏は「いい答えだ」と語ったが、本当に褒めるなら、、、
とあります。
私は株主総会によく出席します。
社長や会長の回答を聞いて判断することも多いです。
逃げてはいけない質問もあれば、どうでもいい質問もあります。
経営に関する質問に、はぐらかすようでは、
「この先ないな」と感じます。
一方で、
「増配しろ」とか「優待制度を設けろ」とかいう発言には、
「検討します」
「ご意見ありがとうございます」
ぐらいでもいい。
いつもいつも、いい答えができるわけでもない。
でも、ちゃんと経営を考え実行しているなら、
「もう少し辛抱してほしい」
「今は種まきの期間」
といった答えも正直にできると思うのです。
この先どうやって経営していくのか、常に考えているのが社長の仕事と思っています。
利益を上げないと、全社員の給料は払えません。
社員の家族もいます。
言葉でうまく説明するかどうかではなく、
経営や人(社員、株主、お客)に対する姿勢を見ています。