
日経新聞2月25日夕刊、P.5から。
ウォーレン・バフェット氏率いる
バークシャーがこの60年に支払った税金は、1016億ドル。
2024年に支払ったのは、268億ドル。
例え方は、以下。
仮にバークシャーが2024年の1年間に、毎日20分毎に100万ドルの小切手を財務省に送ったとしても、年末にまだ(法人税の)支払いが終わっていない計算になる。
昨日の投稿のギヤを変える、にもありますが、
税金をたくさん払おうという気持ちにならないとこういう方向には行きません。
「バークシャーが払った税金を賢く使いなさい」
政府にも注文しています。
対照的に、イーロン・マスク氏率いる
テスラは、24年までの3年間で支払った税金が、税制優遇措置などにより、4800万ドル。
バークシャーが24年の1年間に払った16時間分以下です。
税金を払わなくてもお金持ちになれることを読み取る人もいるかもしれませんが、米経済の柱を支える企業と誇れるでしょうか。
バフェットの手紙には、
ドルが弱くなっては、意味がなくなるので、
「愚かな財政運営がまん延すれば、貨幣は価値を失う」
「通貨の安定にはあなた方の知恵と用心が必要なことを決して忘れないで」
と通貨安定を要望しています。
私は、至極まともな考え方だなと思います。