私が見ている指標(数値)は、ROE、BPS、PBR、自己資本比率の4つですが、もう1つ大事な基準があります。
「今後、5年、10年、20年と大きく利益が増えそうか」
です。
これは数値ではありませんので、それぞれ自分の感覚になります。
売上予測などを数字で計算してもいいでしょう。
そうすると、
何をしている会社なのか、どうやって利益を上げているのか、今後何をしていこうとしているのか、
調べることになります。
例えば、これから電気自動車の時代になろうとしているときに、
エンジンの燃費を上げることに社運を賭ける、ようなことを社長が言っていたら、
心配にもなります。
理想を言えば、調べられることは調べてから、株を買いたいですね。
株を買った後からでも、少しずつその会社を知っていくことが、
長期保有か処分かの判断の基準になるでしょう。
これからも応援していきたい会社かどうか、時代にマッチしているか、など、
チェック項目は色々ありそうですね。
私は社長をよく見ています。
決算発表の動画や個人投資家説明会、株主総会、ラジオでのIR活動、などです。
4つの数字が良い会社の社長は、大概素晴らしい方が多く、勉強になることが多いので、
リアルで見られる機会があれば、なるべく足を運んでいます。
実は、「4つの数字が良い」、これだけでも、5年後、10年後、淡々と利益が増えていく
可能性が高いのです。
これまで過去10年、淡々と利益を増やしてきた。
そんな会社は、これからも利益を上げ続ける可能性がまあまあ高いのです。
但し、未来永劫、伸び続ける会社はありません。チェックは必要です。