興味深い記事でした。日経新聞1月13日のP.5。 100年前のドイツのこと。マルクの価値は、第1次世界大戦前に比べて、1923年末には、1兆分の1以下に落ち込んだそうです。 中央銀行がお札を刷り続ければ、通貨は信用を失う。 当時の人々は、「食べ物や衣服の値段が上がっているのであって、通貨の価値が下がっているのではない」と受け止めていたそうです。 現代の日本にとって、遠い過去の話だろうか、と書いています。 当たり前のことがいつ起こるか。皆の解釈が変わったとき、ですね。