自分のお金がいくら稼ぐか、会社を所有するという意味では、1株益を見るのが本質。
で、株を持っているだけで、証券口座にお金が入ってくるのは、配当金。
こっちの方がなじみがあるかもしれません。
昨日の第一カッター興業(1716)
で見てみましょう。
今年度の配当金は1株当たり28円。
1000株持っていれば、28円×1000円=28,000円。
これに税金が20.315%かかるので、受取は22,312円 になります。
昨日のケースで考えると、
買い単価1206円で1000株買っていた場合、
22312÷1206000円=0.0185
買い単価500円で1000株買っていた場合、
22312÷500000円=0.0446
それぞれ、実質配当利回りは、
1.85%
4.46%
となりますね。
ここで、気づいたかもしれませんが、会社にあるお金は税金がかかりません。
配当として払うと20.315%税金で持っていかれます。
株をずっと持っている人にとっては、配当されると余計な税金がかかって、お金が減る感覚なんですよね。
「配当増やせ」という人は、株を売り抜ける前提かもしれません。
これが本質です。