ROEが高い会社というのがあります。
注意が必要なのですが、借金が多いと、自己資本以外にも使えるお金があって、そのため利益が増え、ROEが高くなっている場合があります。
だから、ROE(Return on equity)の分母が総資産Assetにした指標もあります。
ROA(Return on asset)です。
初心者には指標が増えてややこしいだろうし、私は借金が好きではないので、ROEと自己資本比率を併せて見るように、伝えています。
今回、ROEの高さに目を奪われて、自己資本比率を見落とす可能性も考えて、ROAをお伝えすることにしました。
ROEとROAをセットで見ていれば、自己資本比率もおおまかにわかりますよ。
上の図のニトリは自己資本比率が高いので、ROEとROAがあまり変わりません。
借金が多いと、ROEが高くても、ROAが低い(例えば10%未満)になります。
また、キャッシュフローも見られるようになると、自己資本比率が低い銘柄も投資の対象にできるようになります。
このブログは所詮1人の言っていることなので、たくさん勉強してくださいね。