日産座間工場閉鎖から30年
日経新聞2月25日のP.9より。
日産の座間にある工場が30年前に閉鎖が決まった。
その跡地を歩くと、今はイオンモールや中国系の電池会社ができていた。
この30年どうなったのか。
日産は売上を1.8倍に増やしたが、
日本の製造業、縮小均衡の悪循環は止まったとは言えない。
イノベーションが生まれていない。
デジタル化の本質に沿った経営モデルを志向する組織ができなかった。
経済産業省は国際収支をクラウドに絞り2030年まで予測している。
2030年には8兆円の赤字。
逆・指数関数になっている。
唯一残った主要産業の車。
こちらも逆・指数関数が懸念される。
内燃機関の車は、マイナスの指数関数で衰退軌道を描く懸念がある。
従来の稼ぎ方では、日本の自動車産業も逆指数関数の罠に陥りかねない。
日本が30年も引きずる真因を知り、それを乗り越える経営が無ければ、
失われた時代は終わらないのではないか。
そんな記事でした。
指数関数で成長する会社
指数関数で急成長する会社を見つけたら、株を買いたいですね。
過去の例では、任天堂やユニクロやニトリのような一般市民に近いところでわかる会社。
あるいは、キーエンスのような会社。
小難しく考えなくとも、時代を読む、でいいのではないでしょうか。