自信過剰
日経新聞12月8日の記事から。P.6。
「暗号資産のJ・P・モルガン」とアメリカの人々は例えていたという
FTXを率いる30歳のバンクマン・フリード氏は、
「自信過剰になり、油断していた」
とツイッターで心情を吐露したそうです。
彼は、3月に経済学者と対談した際、驚くべき発言をしています。
「51%の確率で地球を2つ手に入れるが49%の確率ですべて失う」
経済学者がこの賭けを提案したら、
同氏は「すごい価値がありそうだ」と答えたそう。
リスクの取り方
米投資会社ブラックストーンのCEOは、こう言っています。
「リスクを取りたいと思ったことなどない。決断するのは完全に確信があるときだけだ。」
ギャンブルをしているのか、投資をしているのか、よくわかっていないといけませんね。
投資の本質
J・P・モルガンは、1912年、米議会の公聴会に呼びつけられ、融資判断の決め手は借りる側の資金力か財産かと問われて、こう答えたそうです。
「違います。人格ありきです。カネでは買えないものです。」
投資って運もあるけど、長く続けるには、人格が要りますね。