ここのところ、きな臭さを感じる記事が増えています。
米景気に3つの崖
日経新聞5月10日は3つの悲観的な記事がありました。
1つ目は、一面から。
景気に3つの崖が迫っている。
ここのところ、地銀、SVBやFRCが破綻して、連鎖が広がりそうな不安。
当然、銀行は融資を厳格化します。
個人消費も家計が細ってきているみたいですね。
破綻劇?
2つ目は、P.7。
英国エラリアン氏の発言によると、
以前は、07年7月サブプライムローン関連損失で、最初にドイツのIKB産業銀行が破綻。
連鎖して、フランスのBNPパリバの巨額損失が明らかに。
といった流れ。
今回の破綻劇。今はどの局面ととらえるべきか。
第1幕は、地銀が破綻。
第2幕は、銀行不信の感染。
第3幕は、金融から実体経済に感染が広がること。
緊張が次第に増している状況でしょうか。
ニトリ、24年ぶり減益
3つ目は、P.15から。
似鳥会長の発言。
「米国景気が思ったほど伸びていない。銀行破綻も相次いでおり、これから本格的な不景気が始まるだろう」
と決算会見で述べたそう。
似鳥会長は、予想がかなり当たるので、気になります。