
日経新聞3月4日の一面から。
世界の企業の配当が増えているようです。
企業としては、成長していくことが一番ですが、
できないなら、株主還元として、配当するか、自社株買いするか。
これが至極当然です。
経営者は投資家の出資した1万円を来年いくらに増やせるかが腕の見せ所です。
ですが、1年経っても1万円が1万100円にしかならないなら、
いうなれば、ROEは1%です。
インフレ率の方が高い。
投資家は他に投資先がありますから、
「株主にお金を返せ!」
となります。
あなた(経営者)がお金を増やせないなら、私はあなたにお金を預けない、ということです。
1年で10%ぐらいは増やしてあげないと、文句が出るでしょう。
ということで、
お金を増やすべく方向性を示せない場合は、配当か、自社株買いするのが、株主のためです。
多くの株主がこのことを理解してきている、
そんな時代になっているから、単に内部留保というのは難しく、
全体の配当も増えてきたのかなと思いました。
自然といい会社にお金が集まる。
そんなことを感じた次第です。
(今回は記事の詳細を読まずに、ブログを書きました)