1年前のこと
以下は、2021年12月8日に友達に送ったメール。
『流通株式比率は46.8%だそうで、これを70%まで引き上げるそうです。
大株主一覧を調べると、特定の外部個人は入っていませんから、
経営陣が株を手放す、の意だと捉えました。
これ自体は株を売る人が増えるので、株価は下げやすくなりますね。
ただ、株価変わらずの前提で、流通時価総額は41億円から60億円ちょいまで増えそうです。
プライムの上場維持基準が100億円なので、まだ足りません。
あと株価を6割増しにしなくてはいけません。
2025年1月まで、ということはあと3年ですね。』
この日(2021年12月8日)は、第3四半期の決算発表があった日で、
同時に、プライム市場維持の計画書が発表されました(同社HPより)。
未到達の項目は、流通時価総額。
プライム上場維持基準が100億円なのに対して、41億円。
取組み内容に流通株式比率を70%まで引き上げるとある。
計算は、46.8→70%は、約5割増し。
当時の流通時価総額が41億円なので、流通量を増やした結果、
5割増しになって、60億円ちょい。
100億円がプライム上場維持基準なので、60億円から6割上げないといけない。
2025年1月までに、ということです。
この1年の取り組み
あれから1年が経ち、同社の取り組みとして、配当性向を30%から50%に引き上げました。
株価は800円台から1000円前後まで上がりました。
あと2年です。
2022年12月13日の個人投資家向け説明会資料を見ると、1400円まで上げたいみたいですね。
あと4割。
自社株買いも検討するようです。
2年で4割上がりそうだと思いますが、
これを不満ととらえるか、十分ととらえるか、人それぞれですね。
大株主を調べると
次に、
21年7月から22年7月の大株主と持ち株比率を比べます。
上下の図から、一番上の関口興業社の持ち株比率は、40.55%→20.00%と半減しています。
株を売ったのは、関口興業社、張替さん、奥坂さんですね。
四季報を調べると、社長が関口さん。そして、2人は取締役であることがわかります。
その後、ステート・ストリート・バンクやBBHフィディリティ、JPモルガン証券といった外国人投資家(機関)が入ってきました。
主に日本人が働いている会社なので、
日本人が株を買って、日本人にその利益を持って行ってほしいですね。
そうそう、アルトナーは、私の4つの基準を満たしています。